寺報

人間そのものの目ざめを呼びかけるものが 如来の本願である

人間そのものの目ざめを呼びかけるものが 如来の本願である

2021年10月27日
私が子どもの頃近所の木からミノムシがたくさんぶら下がっていました。そのミノをはぎ取ってミノムシを裸にしてもすぐに葉っぱやゴミなどを身体にくっつけてミノをつくるのでそれで遊んだものでした。 でも私も、ミノムシのようだなあと思います。ありのままの姿では不安なのでいつもいっぱいのミノを付けています。着飾っ…
老いが、病が、死が私の生を問いかけている

老いが、病が、死が私の生を問いかけている

2021年9月27日
10月の寺報です。先月から、法語カレンダーのお言葉から、お味わいさせていただいています。 そばの花 ある本にこんなことが書いてありました。私たちの人生には、毎日のように変わる面と一向に変わることのない二つの面があります。 これはお花と花びんのような関係です。花びんの中のお花は絶えず入れ替わっています…
如来の願心が 我一人に成就したのが 信心である

如来の願心が 我一人に成就したのが 信心である

2021年9月7日
9月の法語カレンダーより 阿弥陀さまは、私たちを漏らさず必ず救うと誓われました。他の仏さまができなかった無条件の救いをかなえられいま仏となりはたらいておられると親鸞聖人はお教えくださいました。 一人も漏らさないのですからその中には私も入っているのです。 「頼んでもいない私がなんで入っているの?だいい…
暑い暑いで 夏きらい

暑い暑いで 夏きらい

2021年8月3日
暑い暑いで 夏きらい 半年経ったら 冬きらい 上の言葉は、あるお寺の伝道掲示板に書いてあった言葉です。うん、たしかにその通り。これは私のことです。まったく自分勝手ですよね。 自分勝手な私の姿から、見えてくることはなんでしょう。それは、自分に都合のいいことを願う私の姿です。夏や冬はさすがに思い通りにな…
ツバメの苦労?苦悩?

ツバメの苦労?苦悩?

2021年5月26日
毎年春になるとツバメがやって来ます。人のいるところを選んで巣を作ります。人のいるところはカラスなどが襲ってこないので、子育てに都合が良いのだそうです。しかも去年巣を作ったところとほぼ同じところに巣を作るそうです。冬は東南アジアなどにいるそうで、小さな身体ですごい距離を移動するんですね。ツバメの苦労は…
苦しみはコロナウイルスから?

苦しみはコロナウイルスから?

2021年4月29日
再び我慢のゴールデンウイークがやって来ました。いつまでこの重苦しい日々が続くのでしょう。 仏教では「人生は苦である」としますが、その苦とは「思い通りにならないこと」だと言われています。 確かに、私たちはいつも思い通りにしようと考えています。「今日はなにしよう」「明日はなに食べよう」とか。思いのカタマ…
お念仏のはたらき

お念仏のはたらき

2021年3月31日
4月の寺報より、転載します。コロナウイルスの勢いが、まったく止まりません。イベントや会食という、当たり前のことができなくなって一年が経ちました。今さらですが、当たり前の日常の素晴らしさがよくわかります。 しかし希望はあります。ワクチンができたら、もう少し時間が経てば、出口はきっとある。とみんな思って…
つねにわが身をてらすなり

つねにわが身をてらすなり

2021年1月24日
お正月に見たスマホのページに、おみくじコーナーを見つけました。浄土真宗では、おみくじは一切用いませんよ。念のため。でもちょっと遊び心で引いてみたら・・・「凶!」「えー何で!」ともう一度。また凶、次は大吉!!もちろん信じてもいませんが、気分はアップダウン。頼りない自分の心にあきれるばかりです。 ちょっ…
のせてかならずわたしける

のせてかならずわたしける

2021年1月2日
1月1日は元旦会を勤修しました。前日より積雪があり、毎年大みそかに行なっている除夜会は、役員さんだけでお勤めし、除夜の鐘つきは凍結の心配と過密を防ぐために、残念ながら中止としました。翌朝は好天に恵まれ、各家庭からのお一人の参詣に制約させていただきましたが、予定通り終了しました。これからも、おそらくコ…
災難から逃れるにはどうしたらいいの?

災難から逃れるにはどうしたらいいの?

2020年12月2日
災難に逢う時節には 災難に逢うがよく候死ぬ時節には 死ぬがよく候これはこれ 災難をのがるる妙法にて候 曹洞宗の僧侶、良寛さんは71歳のときに震災に見舞われたそうです。冒頭の言葉は、大きな被害をうけた友人に出された手紙にある言葉です。災難から逃れる方法は、災難にあうのがいいんだと。なんの努力もいりませ…
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