のせてかならずわたしける

1月1日は元旦会を勤修しました。
前日より積雪があり、毎年大みそかに行なっている除夜会は、役員さんだけでお勤めし、除夜の鐘つきは凍結の心配と過密を防ぐために、残念ながら中止としました。
翌朝は好天に恵まれ、各家庭からのお一人の参詣に制約させていただきましたが、予定通り終了しました。
これからも、おそらくコロナを気にしながらの一年になると思いますが、できるだけ中止を避けてお聴聞の機会を設けていきたいと思います。
以下、1月の寺報を転載します。


生死の苦海ほとりなし ひさしくしずめるわれらをば
弥陀弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける 高僧和讃より

2020年は私たちとって大変な一年となってしまいました。昨年の今ごろは、まさかこんな大荒れの一年になると、ほとんどの人が思っていなかったことだとおもいます。コロナウイルスの嵐は収まる様子もなく、来たる一年もどんな年になるのか、どのように変わるのか予測はつきません。何気ない日常がもどるには、かなりの時間がかかるのは確実でしょう。
冒頭のご和讃で、親鸞さまは私たちの人生を「生死の苦海」にたとえられています。私たちの人生は、いつどうなるのかわかりません。穏やかに見えているのもつかの間、突然の大嵐を、予測することも避けることもできません。人生の苦海で、あなたは何を頼りに生き抜かれるのでしょうか。本当に確かな依り処はあるのでしょうか。

「汝を必ず救う」とお誓いくださった阿弥陀さまのおはたらきは、生死の苦海に浮かぶ大船です。しかも私が船に乗ろうとする前から、先手を取って乗せてくださり、かならずお浄土にお渡しくださるのです。阿弥陀さまは、迷いの海に沈むしかない私を、大きな安心の船に引き上げて乗せてくださるのです。そしてナンマンダブツのお念仏とともに、いつも私といっしょにいてくださり、今を生きる私の人生の確かな支えとなってくださいます。この阿弥陀さまのおはたらきは、コロナウイルスの前であろうが後であろうが、まったく変わることもありません。今ここではたらいてくださっているのです。
皆さま、旧年中はお世話になりありがとうございました。本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

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