摂取して捨てざれば 阿弥陀となづけたてまつる 2025年3月16日 おはなし 阿弥陀さまのはたらきの大きな特色に摂取不捨(せっしゅふしゃ)があります。 親鸞聖人のお示しには、摂の字は「逃げるものを追いかけて捕まえる」と、取の字は「一度捕まえたら決して放さない」とあります。逃げるものは追いかけてでも捕まえて、決して放さずお救いになる阿弥陀さまのおはたらきを摂取不捨といいます。 … 続きを読む
本当にたいせつなものはなに? 2025年2月1日 おはなし 法身の光輪 きはもなく 世の盲冥を 照らすなり親鸞聖人 浄土和讃より 本当に大切なことって何でしょう?小説『星の王子さま』で「かんじんなことは、目に見えないんだよ」と王子はいいます。目に見えないとは、私の思いの中にないということではないでしょうか。 大切なものといえば、浄土真宗ならナモアミダブツのお… 続きを読む
苦しみも悲しみもありがとうございます 2025年2月1日 おはなし あのときの あの苦しみも あのときの あの悲しみもみんな肥料になったんだなあ しぶんが自分になるための この文章は、相田みつをさんの「肥料」という作品で、お寺の掲示板に書かせていただきました。ご覧になる皆さんもうなずかれる方が多いのではないでしょうか。 この詩を普通に読むとこうでしょうか。私たちはな… 続きを読む
如来より賜わりたる信心なり 2024年12月10日 おはなし このお言葉は親鸞聖人の先生である法然聖人のお言葉ですが、親鸞聖人はさらに明確に阿弥陀さまのおはたらきをお教えくださいました。 阿弥陀さまは、自分中心の思いに苦しむ私たちを必ず救わずにはおれないとはたらいてくださいます。無限の過去から無限の未来までどこまでも、私の心の中までも届いてくださいます。ひとと… 続きを読む
心の草を刈れ 2024年11月9日 おはなし ようやく秋の気配が感じられるようになりました。暑い間は雑草が大変でしたね。と ころでかつて私の上司が好んで使っていた言葉に「心の草を刈れ」というのがありました。 草刈りあとを見ると、刈った人の心の状態がわかるとよく言われたものです。手を抜いて草刈りすると、機械を使っていても刈り残した草があちこちに残… 続きを読む
ただ念仏のみぞまこと 2024年10月12日 おはなし 能登地方では元旦の大地震に重ねて、また豪雨災害が発生しました。被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げます。 誰にとってもいつ大変なことが起きるのかはわかりません。大きな災難に巻き込まれたり、大切な方との別離に苦しむ日々が明日来るかもしれないのです。ましてや自らの死が目前に迫ったら、暗黒の絶望に投げ… 続きを読む
如来(釈尊)世に興出したまふゆゑは だだ弥陀の本願海を説かんとなり 2024年8月30日 おはなし 2024年8月の終わりにやってきた台風10号(サンサン)は、かなり異例な台風でした。(8/29に書いています)予報がコロコロ変わり、どんなルートをいつ通っていくのか、発達した現代の天気予報でも予測が難しい台風でした。変わる予報に振り回されたのはまだよい方で、甚大な被害に遭われた方もおられます。 私た… 続きを読む
みな本願海に入れば、どの川の水も海に入ると一つの味になるように、等しく救われる 2024年7月30日 おはなし 先日から東北地方で大雨が降り、秋田や山形などは大変なようです。またこの大雨はしばらく続くそうです。川が氾濫し、田畑が泥に埋まり大きな被害がでています。人命救助のために出動したパトカーも流されて、警察官が殉職されたと聞きました。心からお見舞い申し上げます。 毎月のように世界中でこのような洪水被害が発生… 続きを読む
永代経法要に ご家族一緒にお参りください 2024年6月29日 おはなし 7月は長泉寺では永代経法要が勤まります。仏恩を喜び感謝し、み教えが永代にわたり相続されることを願って営まれるのが永代経法要です。 ところで、わたしは学生のころ近くの山へよく行きました。やがて経験を積みあまり迷わないようになりました。でもルート選びの力が付いたのは、中学のころ山で迷って、危うく遭難騒… 続きを読む
有量の諸相ことごとく 光暁かむらぬものはなし 2024年6月29日 おはなし 浄土真宗ではお念仏を喜ばせていただく人生を生きた人はこの世の命を終えると同時に阿弥陀さまの国お浄土に生まれて仏とならせていただくと聞かせていただいています。ですが阿弥陀如来さまのおはたらきは、命終のときだけにあるのではありません。 私たちは自分や周りの人の幸せを願って毎日を生きていると思います。でも… 続きを読む