2025年2月1日
本当にたいせつなものはなに?

法身の光輪 きはもなく 世の盲冥を 照らすなり
親鸞聖人 浄土和讃より
本当に大切なことって何でしょう?
小説『星の王子さま』で
「かんじんなことは、目に見えないんだよ」と王子はいいます。
目に見えないとは、
私の思いの中にないということではないでしょうか。
大切なものといえば、
浄土真宗ならナモアミダブツのお念仏を称えることが大切です。
仏さまに頭を下げて念仏し
「亡くなられた方が安らかであるように」とか
「家族が健康であるように」「私の思いが叶いますように」
・・・あれれ?
このお念仏は阿弥陀さまのお心とは違います。
とても間違いやすいところです。
冒頭のお言葉は宗祖親鸞聖人が、
阿弥陀如来さまのはたらきを讃えられた歌の一部です。
阿弥陀さまは、
人生の現実に苦悩している私たちを
必ず救うとはたらいておられます。
そして光となって限りなく届き、
世間ごとにもがいている私の心の中を照らし、
人生のすべてを包んでくださいます。
その光は私の称えるお念仏となって
今ここに満ち満ちてくださると、聖人はうたわれました。
世間ごとは必ずしも私の思い通りにはなりません。
あてが外れるところに大きな苦悩があります。
「どんなことがあってもこの仏が一緒にいるよ。
あなたの苦しみを私の苦しみとして、共に歩んでいくよ。
だから安心して毎日を生き抜いておいで」と
阿弥陀さまはお念仏の声となって、
いつも私とご一緒くださるのです。
お念仏は、
私の思いが叶うかには関係なく、
いつも私の目には見えないところから私に届き、
決してゆるがぬ土台となってくださいます。
お念仏は阿弥陀さまから私へのよびかけだったのです。
また私のお念仏は、
阿弥陀さまへのありがとうございますという
お返事のお念仏でもあります。
だから大切なのですね。
ありがとうございます。ナモアミダブツ
