2025年3月28日
罪障功徳の体となる こおりとみずのごとくにてこおりおおきにみずおおし さわりおおきに徳おおし

毎年4月になると、新卒者の離職率の高さが話題になります。
離職が悪いとはいいませんが理由は様々でしょう。
でも長続きするのは、条件がどうだもありますが、
その職場が暖かく、居心地がいいというのが昔も今も大切だと思います。
現実にはなかなか難しいことです。
人はみな自分の思いや願いをもって生きています。
しかしそれぞれ違うので、思い通りにならないことも多く、
つらさや苦しみ、悲しみをもちつつ、
憂鬱な朝を迎えることも多いのではないでしょうか。
ときには食欲もなく、
眠れない日々を重ねることもあるでしょう。
お釈迦さまは「人生は苦である」とお教えくださいました。
本当にそうだなあと思わされます。
その苦の原因は
「あの人のせい」と思いたいところですが、
それは違うようです。
お釈迦さまは
「あなたの煩悩のせいだよ」
とお教えくださいました。
自分の思い通りにしたいと、
どこまでも執着してしまう私の心に原因があると言われます。
しかし私たちはこの思いからどうしても離れることはできません。
阿弥陀さまという仏さまは、
苦しむ私こそを一番のめあてとして
「そんなあなたを救わずにはいられない」と願い、
私が頼んでいなくても
「かならず救う」とはたらいてくださいます。
そしてそのはたらきは、
私が称える「南無阿弥陀仏」のお念仏となって、
今ここに届いてくださいます。
苦しみが大きければ大きいほど、
阿弥陀さまのお慈悲は力強く
「大丈夫だよ。安心してその苦しみをわたしにまかせなさい」と
暖かく包んでくださいます。
氷が大きければ、溶けたときの水も多いように、
私の苦しみが大きいほど、阿弥陀さまのお慈悲のぬくもりの喜びも大きいと、
親鸞聖人はお示しくださいました。
皆様ご一緒に「南無阿弥陀仏」と、お念仏の人生を歩ませていただきましょう。
