老いが、病が、死が私の生を問いかけている

10月の寺報です。
先月から、法語カレンダーのお言葉から、お味わいさせていただいています。

そばの花

ある本にこんなことが書いてありました。
私たちの人生には、毎日のように変わる面と
一向に変わることのない二つの面があります。

これはお花と花びんのような関係です。
花びんの中のお花は絶えず入れ替わっていますが
花びんそのものは変わることがありません。
とありました。

私たちは
この花びんにどんな花を生けるかに
いつも心を奪われているのではないでしょうか?

例えば毎日の衣食住です。
生きていく上で衣食住は欠かせませんので
心を配るのは当然です。
しかし、さらによいものを、もっとおいしいものをと
思いはどんどん大きくなっていきます。
そして財産や名誉や名声、人間関係でも
自分の望む「花」をどんどん大きくして、付け加えて・・・
それがしあわせだと思い
これまで一生懸命生きてきたのではないでしょうか。

でも私という花びんは
老いや病や死といった一向に変わることのない苦悩を抱えています。
この老病死が、現実問題となったとき
私の生が問われます。

阿弥陀如来さまは
老病死の苦悩をかかえる私を目当てとしてくださいます。
そして阿弥陀さまのほうから
必ず救うとはたらいてくださっています。

私にいつも届いてくださり
「ナンマンダブツ」と私の称える声の仏さまとなってくださり
私と必ずいっしょにいてくださいます。

老病死を前にした私を
お慈悲の光で照らしてくださり
「私にまかせなさい。あなたを必ず救います」
とはたらいてくださるのです。

現実の苦悩はそのままでありながら
阿弥陀さまがいつもご一緒くださることが
私の心の支えとなり
私が生き抜くエネルギーとなるのです。

皆さまも
阿弥陀さまとご一緒の人生を
力強く歩ませていただきましょう。

南无阿弥陀仏

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