おはなし

この人を分陀利華と名づく

この人を分陀利華と名づく

2022年6月28日
3年前に、ハスの保存活動をやっておられた方から「キレイな花がさくから」と、レンコンを3本いただきました。それを境内に植えていましたが、なかなか花は咲かず、いつも葉っぱばかりでした。 でも今年はやっと立派な花が咲きました。 仏教では蓮の花を大切にします。中でも白蓮華は、どろどろに汚れたところから、まっ…
最高の幸せとは

最高の幸せとは

2022年6月6日
私は小学生のころ身体が小さくて引っ込み思案で、おまけに運動も苦手でした。放課後に野球もしたいのに、打つのも投げるのも苦手で、友だちも気にしてくれるんですが、肩身が狭かったように思います。 当時の私を、両親はきっと心配していたと思います。特に母親の心配は私にも伝ってきていました。でも「もっと頑張れ」と…
わかきとき、仏法はたしなめ

わかきとき、仏法はたしなめ

2022年4月29日
私は毎年春に、ある専門学校の非常勤講師をしています。新入生にコミュニケーションの講義をするのですが班別の話合いで「私の大切なもの」について討議をしてもらいます。すると彼らの大切なものは愛、健康、お金と続き・・・信仰がいつも最下位になります。 愛とは家族や恋人、友人への愛です。つまり私を支えてくれる人…
プチハッピーとデカハッピー

プチハッピーとデカハッピー

2022年3月31日
朝早くのテレビで、立川志らくさんとフワちゃん(女性タレント)が対談していました。フワちゃんは、いつも元気でハッピー!って感じの女子です。志らくさんが「いつも元気なフワちゃんだけど、小さな幸せがたくさんか、大きな幸せが一つかどっちがいい?」と質問しました。「うーん、どっちもある方がいいな。芸能界で売れ…
ものみな金色に輝く 悉皆金色の願

ものみな金色に輝く 悉皆金色の願

2022年3月21日
心痛む戦争が収まりません。今回の発端は、都合の悪いことを排除しようと、武力に訴えてしまったことでしょうか。でも自分の都合を中心にするのは他の国も同じです。私たちもみんな自分中心です。これが争いの原因ですが、無くすことはできません。 ところで、先日あるお方が「お寺の内陣はどうして金色なんですか?」と問…
苦しみが転じられ、開かれていく人生

苦しみが転じられ、開かれていく人生

2022年1月31日
私は若い頃「お前はわがままや!」とよく叱られました。たしかに一人っ子なのでそうだったのかも知れません。でもときには「なんでやねん!」と、腹が立ったり苦しんだこともありました。 今思えば、わがままでない人は、誰一人いないと思います。程度の差はあっても、みんなわがままなのです。何故かというと、自分の目か…
念仏はまことなき人生のまことを見せしむる光

念仏はまことなき人生のまことを見せしむる光

2021年12月29日
私たちの人生は時に大変な苦しみを抱えて孤独に絶えるしかない日々が続くことがあります。 先日は大阪で悲惨な放火事件があり多くの犠牲者が発生しました。この事件の犯人もおそらく思い通りにならない人生と、どうしようもない孤独に七転八倒だったのではないでしょうか?もちろん身勝手極まりない行動は、許されませんが…
人間そのものの目ざめを呼びかけるものが 如来の本願である

人間そのものの目ざめを呼びかけるものが 如来の本願である

2021年10月27日
私が子どもの頃近所の木からミノムシがたくさんぶら下がっていました。そのミノをはぎ取ってミノムシを裸にしてもすぐに葉っぱやゴミなどを身体にくっつけてミノをつくるのでそれで遊んだものでした。 でも私も、ミノムシのようだなあと思います。ありのままの姿では不安なのでいつもいっぱいのミノを付けています。着飾っ…
老いが、病が、死が私の生を問いかけている

老いが、病が、死が私の生を問いかけている

2021年9月27日
10月の寺報です。先月から、法語カレンダーのお言葉から、お味わいさせていただいています。 そばの花 ある本にこんなことが書いてありました。私たちの人生には、毎日のように変わる面と一向に変わることのない二つの面があります。 これはお花と花びんのような関係です。花びんの中のお花は絶えず入れ替わっています…
苦しみはコロナウイルスから?

苦しみはコロナウイルスから?

2021年4月29日
再び我慢のゴールデンウイークがやって来ました。いつまでこの重苦しい日々が続くのでしょう。 仏教では「人生は苦である」としますが、その苦とは「思い通りにならないこと」だと言われています。 確かに、私たちはいつも思い通りにしようと考えています。「今日はなにしよう」「明日はなに食べよう」とか。思いのカタマ…
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