2022年6月28日
この人を分陀利華と名づく

3年前に、ハスの保存活動をやっておられた方から
「キレイな花がさくから」と、レンコンを3本いただきました。
それを境内に植えていましたが、なかなか花は咲かず、
いつも葉っぱばかりでした。
でも今年はやっと
立派な花が咲きました。
仏教では蓮の花を大切にします。
中でも白蓮華は、
どろどろに汚れたところから、まっすぐに伸びて、
泥に染まらず美しく大きな白い花を咲かせるので
もっとも尊い花とされています。
お御堂の阿弥陀如来さまも、ハスの花の上にお立ちですね。
日ごろお称えする「正信偈」にも、
是人名分陀利華(この人を分陀利華と名づく)と出てきます。
ふんだりけとはインドの言葉で白蓮華のことです。
この一節で親鸞聖人は、お念仏を喜ぶ私たちのことを、
泥の中に咲く尊い白蓮華とお讚えくださっているのです。
私たちは、泥の中のような世間に生きています。
阿弥陀さまはそんな私たちを何よりも大切にされて、
お念仏の声となって届いてくださいます。
苦しみの中にあっても、
阿弥陀さまは声の仏さまとなって、
いつも私といっしょにいてくださるのです。
皆さまともどもに
お念仏の人生を歩ませていただきましょう。
南無阿弥陀仏





