摂取してすてざれば 阿弥陀となづけたてまつる

先日、お昼を食べに入ったお店で、ハンバーグランチを頼みました。
お昼時だったので少し時間がかかりましたが、
ホール係の方がテーブルまで持ってこられました。
そのとき「あっ間違えました。すみません」と。
何が違うのかわからなかったのですが、
オーダーとはちがうソースがかかっていたようで
「取替えさせていただきます」といわれました。
とっさのことで何と言っていいのかわからず「はい」と応えました。
ですが、それからの待ち時間の長いこと。
おそらくあのままちがうソースで出されても、多分私は気付いていません。
だから間違えたことよりも、
時間のかかったことで少しイヤな気分になりました。

食事が終わってレジにいったら、そこでも
「大変申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げられました。
自分はそんなクレーマーではないのにと思ってしまいました。

少し前の本願寺新報に「注文を間違える料理店」が紹介されていました。
調べると期間限定の料理店で、
ホール係として働いている方はすべて認知症の方々だそうです。
注文を間違えても
「これもおいしそうだし、ま、いいか」と
おおらかな気分が広がったらと、運営されているそうです。
そんなレストランいいですね。

たとえ失敗や間違いだらけの私でも、
阿弥陀さまは、いつでもどこでも、
私をお慈悲のお心でつつんでくださいます。
私の称えるお念仏の声となって、
いつもいつも私とご一緒くださいます。

「くるしいね、しんどいね、だけどあなたのままでいいんだよ。
いまここで私がいっしょにいるからね。大丈夫だよ」と仰ってくださいます。
私を抱き取って、けっしてお捨てになることがありません。

「ナマンダブナマンダブ」と
阿弥陀さまとご一緒させていただくなら、
私も少し、おおらかな心にさせていただけるのではないでしょうか。

南無阿弥陀仏

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