2021年4月29日
苦しみはコロナウイルスから?

再び我慢のゴールデンウイークがやって来ました。
いつまでこの重苦しい日々が続くのでしょう。
仏教では「人生は苦である」としますが、その苦とは「思い通りにならないこと」だと言われています。
確かに、私たちはいつも思い通りにしようと考えています。
「今日はなにしよう」「明日はなに食べよう」とか。
思いのカタマリが、人生設計だったりするわけです。
でも当たり前ですが、思い通りにはならないですね。
思いが強いほど、当て外れの落胆は大きなものです。
悲しんだり、悔やんだり、腹をたてたり・・・苦しみが怒濤のように押し寄せます。
ですから苦しみの原因は、どこか私の外にあるのではなく、私の内にあるのです。
だからといって「思い願う」ことをやめることはできません。
ですからそのままでは、一生苦しみから逃れることはできないのです。
では、どうしたら逃れられるのでしょうか?
阿弥陀さまは、どうしても苦しみから逃れられない私を、何よりものお目当てとされ
「あなたをそのまま、必ず救う」と願ってくださいます。
その願いは、阿弥陀さまのお名前となって届いてくださいます。
私の口から「ナンマンダブツ」のお念仏となって出てくださっていることは、
阿弥陀さまの御手のまん中に私がいることの、何よりのあかしです。
考えてみれば、私たちはコロナウイルスを恐れていると言うよりも、
人生が思い通りにならなくなることを、恐れているのです。
でもコロナに限らず、思い通りにならないのが人生です。
三密も避けつつも,阿弥陀さまにおまかせし、お念仏の毎日を歩ませていただきましょう。
