2025年9月30日
法身の光輪きはもなく 世の盲冥をてらすなり

半年ほど前のことですが、運転免許の更新がありました。
私は大型免許があるので深視力検査が加わります。
実はこの検査が大苦手です。
箱の中をのぞくと3本の細い黒棒が立っていて、
まん中の一本だけが前後に動き、
3本そろったところでスイッチを押すのです。
いつも一発合格できないのですが、
今回は何度やっても失敗し、試験官に
「失格!出直してきて!」
と言われてしまいました。
あとでいろんな人に聞いても、
失格と言われたことはないそうです。
自分では見えているつもりですが、
不安や緊張、力みなどがあって
本当が見えなかったのだと思います。
私たちの人生も同じで、
不安や力みがあって、真実の姿が見えていないのです。
冒頭のお言葉は、
親鸞聖人がお詠みくださった浄土和讃の一部です。
阿弥陀さまの御身から放たれる真実の光は、
絶えず私を照らしつつんでくださいます。
光に照らされるということは、
ものが見えると言うことです。
私の真実の姿がわかるということです。
私のプラスもマイナスも
そのままに照らしつつんでくださっていたことが
わかるのです。
何の不安も心配もいらないよと、
私の称えるお念仏となって、
いつもいつも阿弥陀さまはご一緒くださるのです。
阿弥陀さまはお念仏の声となって、
たえずこの私にはたらきかけ、
私を真実に目覚めさせようと
活動されています。
生きる真実が何かが見えず、
暗闇に迷う私たちを、
明るく照らし出してくださるのが
阿弥陀さまです。
そんな私がお称えするお念仏は、
ご一緒くださる阿弥陀さまに
感謝申し上げるお念仏でもあります。
お念仏の人生を皆様ご一緒に
歩ませていただきましょう。
深視力検査は、
後日メガネを新調し試験会場も変更し、
期限ギリギリで無事に合格いたしました。
