仏の教えとは

この3月に私は満66才になりました。
60代も半分以上が過ぎましたが、徐々に不調がでてきました。
2年ほどまえから原因不明のめまいに悩まされています。
そしてこの冬は老人性の乾燥肌と言われて、
化学繊維シャツの着れない身体になりました。
あんなに病院に行かなかったのに、
一昨年ぐらいからお薬手帳がすぐにいっぱいになります。
そして最近は右のヒザ痛に悩まされるようになりました。

歩くのが不便になると杖の支えが必要になりますが、
それまで歩けていたのは、
健康な体が支えになってくれていたからです。
元気なうちは健康を意識することはなく、当たり前のことでした。
でも当たり前がいかに大切かがよくわかります。

私たちは当たり前の日常が、
いつまでも続くように思っていますが、
決してそんなことはありません。
その思いが打ち破られるとき、大きな苦悩が訪れます。
でもその苦悩のときは、
阿弥陀様と出会わせていただくときでもあります。

阿弥陀様は、
私の苦悩をまったく我がこととしてくださいます。
そして
阿弥陀様の方から「必ず救う!」と、
私の身体にも心にも満ち満ちてくださり、
ご自分の仏の命のすべてを、
私の口から出てくださる南無阿弥陀仏に込めてくださいます。

私の称える南無阿弥陀仏は、
阿弥陀様がご自身の声となって、
私とご一緒くださるはたらきの現れです。

めまいや膝の痛みは、
それほど大したことではありません。
でも痛みとともに
「ナマンダブ、ナマンダブ、阿弥陀様ご一緒やなぁ」
と気付かされます。

仏の教えとは、
人生のさまざまな苦難を引き受けて、
与えられた命をどのように生き抜いていくかを示すものですよ
と、先日教えていただきました。

私たち真宗門徒は、
お念仏を心の杖、よりどころとさせていただいて、
光り輝くお浄土への道を
生き抜かせていただきましょう。

2024.4月寺報より

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